日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。研究室を立ち上げた2006年10月からずっと書いています。

授業評価アンケート

今日、ポストを見に行ったら、授業評価アンケートの結果が届いていた。うちの大学では、「担当科目のうち、受講者数が多い講義」でアンケートを実施することになっている。ちなみに、自分の場合、前期は3年生向けの新設の講義(バイオマテリアルの内容)で実施していた。

で、届けられた結果を見てみたんだけど、比較的重要?と思われる項目(各5点満点です)の評価は、

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授業内容に興味・関心を持てた ・・・ 4.50点
教材(教科書、自作テキスト、プリント、各種メディアなど)は適切であった ・・・ 4.35点
黒板、またはパワーポイントの使い方は良かった ・・・ 4.15点
教員の授業に対する意欲を感じた ・・・ 4.30点
総合的に見てこの授業に満足した ・・・ 4.43点
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だった。個人的には「総合的に見てこの授業に満足した」の点数が4.43と比較的高かったのがうれしい(学部平均点は、3.8ぐらいらしい)。

でも、黒板の使い方が4.15点かぁ・・・どの科目でアンケートを実施した時でも、黒板の使い方の評価が4.5ぐらいになるぐらいにしたいな~と毎年思うので、それは要改善のポイントだ(自分は黒板の使い方があまりうまくない自覚がある・・・)。

今年の前期は、この講義の準備がかなり大変だった。体系的な教科書が少ない分野のため、自分で7~8冊の専門書を読み込んで講義ノートと講義資料を作った。バイオマテリアルの基礎科学から応用まで、幅広く教えるようにした。講義資料はかなり凝って作った。それだけ時間をかけて準備すると、自転車操業的になってしまった部分もあった。教えたあとに自分の居室に戻ってきて、「あ~、今日こうやってしゃべればよかったぁ」って思うことも多かった。まだまだ改善できる点がいろいろあるので、来年度はもっと完成度を高めた講義を目指したいと思う。来年もがんばります。




今夜は肉の気分。